【繊細さんの働き方】抱え込みすぎる私が、少し肩の力を抜けた日

肩の力を抜いてひと息する女性 静かに働く準備

こんにちは、ななです。

今日は、ここ最近の働き方の中で感じた”ちいさな気づき”について書こうと思います。

仕事が立て込んだり、人手が足りなかったりすると、どうしても「私が頑張らなきゃ」と力が入りがちで…。
気づけば心の余裕がなくなってしまうことがあります。

特に私は、頼まれると断れなかったり、つい”できる人”でいようとしてしまうところがあって、気づかないうちに抱え込みすぎてしまうことがあります。
同じように、自分のペース以上に頑張りすぎてしまう繊細さんもいるんじゃないかなと思って、今日はそのお話を書いてみることにしました。

本当は余裕がないのに、頑張ってしまう癖

人手不足の中で仕事が回らない日が続いていて、先日も棚卸しや企画の準備に追われていました。

「やります」と言ったものの、実際は心の余裕がほとんどなくて。
それでも周りに迷惑をかけたくなくて、いつものように“できる人”の顔をして仕事をこなしていました。

でも、家に帰った瞬間にどっと疲れが押し寄せてきて、「ああ、私いま結構つらかったんだ」とやっと気づくような状態でした。

抱え込みすぎてしまう理由

なぜか私は、頼まれると断れなかったり、“できる風に見せてしまう癖”があります。

本当はキャパがいっぱいなのに、「これくらいできるはず」「普通の人ならできる」と自分に言い聞かせてしまう。

でも最近思うのは、それは弱さではなく、ただ優しさがほんの少し違う方向に向いているだけなんじゃないかということです。

「迷惑かけたくない」
「私がしっかりしなきゃ」
そう思う気持ちは、ちゃんと“誰かを思っている優しさ”なんですよね。

少し肩の力を抜いてみた日

ある日、どうしても余裕が持てなくて、思い切ってもう一人のスタッフに抱えている仕事の相談をしてみました。

すると、意外とすんなり「わかった、じゃあこれは私やるね。一緒に進めていこう」と言ってもらえて、ひとりで勝手に“抱え込むルール”を作っていたのは私だけだったんだと気づきました。

人に頼るって、怖い。
でも、頼られてイヤな気持ちになる人のほうが少ないのかもしれません。

逆の立場になったとき、私は頼られると「私を必要としてくれているんだ」と思って、少しうれしくなります。
きっと周りの人も、同じように感じてくれていたのかもしれません。

“できる人”でいなくてもいい

最近、ようやく少しずつ思えるようになりました。

頑張れない日は頑張れなくていいし、できないことがあっても、人としての価値が下がるわけじゃない。

むしろ弱さをちゃんと自分で認められることのほうが、ずっと強いのかもしれません。

このブログには、こういう“ゆるい気づき”も少しずつ残していこうと思います。
同じように自分の限界に気づくタイミングがある方の背中を、そっと押せたらうれしいです。

読んでくださって、ありがとうございます。

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